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皆さんは今、何をお持ちですか？最近はほとんどスマートフォンを持っておられると思います。性能としては、モーセが持っていた杖やダビデが持っていた石投げの比ではありません。そして、ほとんどの人が車に乗られるか、大都市なら公共交通機関を利用します。いくら過去のエジプト皇帝が乗っていた戦車だとしても、速度や安全性において私たちの乗っている自動車や公共交通機関に比べればおもちゃのようなものです。
しかし、私たちは多くのことを忘れて生きているのかもしれません。その一つがまさに感謝と言えるでしょう。未成年者のダビデは水投げでゴリアテを退けました。80歳のおじいさんモーセは、杖一つで200万のイスラエル民族を救いました。それなら、私たちがもっと大きな事を成し遂げられない理由がどこにあるでしょうか。
「許可」と「命令」との違いは何でしょうか。「許可」は履行しないからといって処罰されることはありません。しかし、「命令」に背くと処罰されることになります。簡単に言えば、「許可」はしてもしなくてもいい反面、「命令」は必ずしなければならないか、必ずしてはなりません。「許可」は守らなくても処罰されませんが、「命令」を守らなかった場合には処罰されることになるのです。
では、世の中で命令を守れば褒められますか？皆さん、歩いていて赤信号を守ったからといって警察に褒められたことがありますか？いいえ。この世の命令はちょっとおかしな言葉ですが、守って元々です。しかし、これに違反すると処罰されることになります。
反面、信仰の命令はどうですか。神さまの命令に背くとお叱りを受けることになりますが、命令を守れば大きな祝福を受けるという事実を信じる皆様であらんことをお祈りします。あふれんばかりの祝福を受けるという事実を信じる皆様であらんことをお祈りします。
それだけではありません。この世では命令をした人は責任を負いません。国が私に赤信号を守れと言いましたが、私が守らなかったとします。それでは国が責任を負ってくれますか。いいえ。責任は私たちが負わなければなりません。
しかし、神さまはそうではありません。神さまが命令してこれを守らなかったら誰が責任を負いますか。はい、神さまが負います。そうして神さまが責任を負われたのは何ですか。そうです。イエス様の十字架なのです。
神さまが命令しました。ところが人間が命令を守らないという罪を犯しました。それなら、人間が呪いを受けて責任を負わなければならないにもかかわらず、その責任を神さまの独り子であられるイエス様が代わりに十字架にかけられ、血を流して死なれたことによって負われたのです。これは何という大きな恵みでしょう。
皆さん、私達は何を守るべきですか？そうです。いつも感謝せよとの命令、これを守らなければならないのです。
私たちに必要なものを常に満たしてくださる神さまの「すべてのことにおいて感謝しなさい」という命令を守ることによって、聖書に記された驚くべき祝福、あふれんばかりの祝福をすべて受ける皆様であらんことをお祈りします。
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